本当のことは誰にも言わない

書けるときは書きます

映画

アレクサンドル・ソクーロフ『太陽』(2005年)3/5点

第二次世界大戦終戦直前と直後の昭和天皇を描いた作品。 悪くないけど、ピンとこない感じ。 マッカーサーと一対一で話しているとき、突然、独りになった天皇のシーンはちょっと印象的。 太陽 [DVD] 出版社/メーカー: クロックワークス 発売日: 2007/03/23 メ…

ハリー・フック『蠅の王』(1990年)3/5点

ノーベル賞を獲得したイギリスの小説家であるウィリアム・ゴールディングの同名小説を原作にした映画。この映画の前に、1963年にもピーター・ブルック監督で映画がつくられている。 戦争から疎開する途中、イギリスの飛行機が墜落して、それに乗っていた子供…

ポール・トーマス・アンダーソン『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007年)4.5/5点

だんだんと邪悪な情念が立ち込めて来る感じがとても好き。 ロサンジェルスで小さな石油発掘会社を経営するダニエル・プレインヴュー(ダニエル・デイ=ルイス)のもとに、ポール・サンデー(ポール・ダノ)という青年が現れ、原油が採れる土地の情報を買わな…

ヴィム・ヴェンダース『ベルリン・天使の詩』(1987年)4/5点

おっさん天使のダミエル(ブルーノ・ガンツ)が天使としての永遠の生を捨て、人間として生きる話。 この映画では、天使は基本的におっさん(他にもいるのかもしれないが、出てこない)。天使たちには人間の考えることまでわかるのだが、反対に、子供以外の人…

ジョン・フォード『黄色いリボン』(1949年)?/5点

疲れているからか、あまり集中できず。 ジョン・ウェインの映画。 黄色いリボン [DVD] 出版社/メーカー: IVC,Ltd.(VC)(D) 発売日: 2010/03/25 メディア: DVD クリック: 2回 この商品を含むブログを見る

ペドロ・アルモドバル『オール・アバウト・マイ・マザー』(1999年)3/5点

臓器移植コーディネーターのマヌエラ(セシリア・ロス)は、息子エステバン(エロイ・アソリン)の誕生日に『欲望という名の電車』の芝居を一緒に見に行く。 『欲望という名の電車』は、マヌエラがエステバンの父と一緒にアマチュア劇団で演じた思い出の作品…

ジャッキー・チェン『プロジェクト・イーグル』(1991年)4/5点

アジアの鷹と呼ばれる冒険家ジャッキー・チェンが、スペインに住むバンノン伯爵の依頼を受けて、ナチスがヨーロッパから集めてサハラ砂漠に埋めたと言われる240トンの金塊を探しに行く話。1986年の『サンダーアーム/龍兄虎弟』続編らしい。 アフリカの地理…

マイク・ニコルズ『卒業』(1967年)2.5/5点

陸上部のスターで新聞部部長であるベンジャミン・ブラドック(ダスティン・ホフマン)は、大学を卒業して故郷に戻るが、何か物足りないものを感じている。卒業を祝うパーティを家族が開いてくれても、素直に喜ぶができない。 そのあと、父の共同経営者の妻で…

ロバート・ゼメキス『コンタクト』(1997年)2/5点

地球外生命体をめぐって、科学と政治と宗教のあいだのいざこざを描く映画。 天文学者エリナー・アロウェイ(ジュディ・フォスター)は、子供のころから宇宙に魅せられ、地球外生命体の研究に打ち込んでいる。天文学のえらい人であるドラムリン(トム・スケリ…

ベルナルド・ベルトルッチ『ラストタンゴ・イン・パリ』(1972年)4/5点

おもろい。 ホテルのオーナーのポール(マーロン・ブランド)とジャンヌという名前の若いパリジャンヌ(マリア・シュナイダー)があるアパートを借りて、名前を含めてお互いのことを内緒にして、セックスする話。 アナルセックスのシーンがあったせいか、い…

テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』(1985年)3.5/5点

なんかぶっ飛んだ映画。モンティ・パイソンのメンバーであるテリー・ギリアム監督作品。Wikipediaの記事によると、ジョージ・オーウェル『1984年』に影響を受けているらしい。 舞台は20世紀のどこか。下級官僚として働いているサム・ラウリー(ジョナサン・…

アルフレッド・ヒッチコック『三十九夜』(1935年)3.5/5点

ひょんなことから、リチャード・ハネイ(ロバート・ドーナット)は自称女スパイを自分のアパートに匿うことになるが、女スパイアナベラ・スミス(ルーシー・マンハイム)は殺されてしまう。ハネイはスミスを追っていた敵対組織からも追われ、さらに、スミス…

ジョン・G・アヴィルドセン『ベスト・キッド』(1984年)3/5点

内気で、ちょっと勢いで大きいことを言ってしまいがちの少年ダニエルが、アリという女の子をめぐってジョニーと争いになり、なんだかんだでアパート管理人で日本人のミヤギという老人から空手を学ぶ話。 空手をミヤギに習いに来たダニエルが、なぜかワックス…

エイドリアン・ライン『ナインハーフ』(1986年)2.5/5点

原題は9 1/2 weeks。鞘取引で生活しているジョンとアート・ギャラリーで働くエリザベスとの九週間半続く関係を描いた作品。 ジョンが目隠しとかちょっとアブノーマルなセックスを仕掛けてきて、それが少しずつエスカレートしていく。 アブノーマルと言えばア…

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ『21グラム』(2003年)3.5/5点

心臓移植をめぐって関連する三人とその周囲の人の話。 一人は、ポール・リヴァース。心臓の病気で、余命一か月を宣告されている。 もう一人は、ジャック・ジョーダン。かつてはワルだったが、信仰に目覚め真面目に働いていた。しかし事故で、一人の男とその…

ヴィクター・フレミング『オズの魔法使い』(1939年)3.5/5点

ライマン・フランク・ボームの有名な児童文学作品をもとに、つくられたミュージカル映画(私はこのシリーズの存在を知らなかったが)。Wikipediaの記事によれば、この映画の前に、いくつも『オズの魔法使い』の映画がつくられていたらしい。 主人公ドロシー…

加藤泰『緋牡丹博徒 お竜参上!』(1970年)4/5点

緋牡丹博徒シリーズ第六作。シリーズの他の作品を観ていないのでよくわからないが、お竜がお君という娘を探して、浅草に行く話。 お竜は鉄砲久一家というところにお世話になって、お君自体はすぐ見つかるのだが、鉄砲久一家の持っている劇場(正確に何と言う…

北村拓司『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』(2008年)?/5点

これは合わなくて、最初の20分くらいで放棄。 ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ 出版社/メーカー: NIKKATSU CORPORATION(NK)(D) 発売日: 2008/06/13 メディア: DVD 購入: 2人 クリック: 74回 この商品を含むブログ (41件) を見る

マイケル・リッチー『がんばれベアーズ』(1976年)3.5/5点

元マイナーリーグの選手であったが、今はアル中のおじさんバターメーカーが、弱小少年野球チームであるベアーズに監督になって、みんなで頑張る作品。途中で、バターメーカーの元恋人の娘であるアマンダや、町の不良少年ケリー・リークも加入する。 みんな選…

ステファン・エリオット『プリシラ』(1994年)3.5/5点

三人のドラァグクイーンがプリシラというバスに乗ってショーへ向かう話。シドニーから砂漠の真ん中にある街アリススプリングのカジノに向かう。 道中、差別やトラブルに遭ったり、自分自身と向き合ったりする。衣装が派手だが、背景は砂漠であることが多いの…

ゲイリー・フレダー『デンバーに死す時』(1995年)3.5/5点

ジミー・ザ・セイントは遺言ビデオをつくる会社を今は経営しているが、元はギャングだった。ジミーは元ボスに呼ばれて、ボスの息子の元恋人の婚約者(文字に起こすとちょっとややこしい)が両親に挨拶に来るので、それを阻止する仕事を依頼される。 ジミーの…

シドニー・ポラック『愛と哀しみの果て』(1985年)3/5点

メリル・ストリープ演ずるカレン・ディネーセンが、友人ブロア・ブリクセン男爵と名目上結婚して、アフリカに酪農場をつくりに行く。そこで、デニス・フィンチ・ハットンと恋をしたりする話。 なんか集中して観れなかったが、あらためてあらすじを見直したら…

サリー・ポッター『オルランド』(1992年)4/5点

エリザベス一世に気に入られて、「年をとらない」という条件で住居と財産を与えられたオルランドは、なぜか本当に不老不死になる。ロシアで皇女と恋に落ちたり、トルコに大使として赴任して、トルコ王と生涯の友になったりする。が、その王も政治的なゴタゴ…

ロバート・アルドリッチ『ロンゲスト・ヤード』(1974年)3.5/5点

かつてアメフトのクォーターバックとしてスター選手だったポール・クルーが、刑務所送りになって、囚人たちでチームをつくって、看守たちのチームと対決する話。 そこの所長がアメフトに対して異常な情熱をもっていて、最初クルーはコーチを頼まれるのだが、…

ウォルター・サレス『モーター・サイクルダイアリーズ』(2004年)3/5点

若き日のチェ・ゲバラが、友人の"放浪生化学者"アルベルト・グラナーダとともに、二人が住んでいるアルゼンチンから出発して、南米を一周した旅を描く作品。ちなみに、監督ではないが、ロバート・レッドフォードも関わっているらしい。 チェ・ゲバラはハンセ…

ヤン・デ・ボン『スピード』(1994年)3.5/5点

速度が50マイル/時間より下になると爆発するような爆弾がしかけられたバスを中心に、その犯人とSWATの戦いを描いた作品。 タイトルの通り、スピード感のある話で、主人公のSWAT隊員ジャックやバスの乗客たちは、一難去ってまた一難、次から次へと新しい問題…

ルイス・マイルストン『オーシャンと十一人の仲間』(1960年)3/5点

ソダーバーグのリメイク版が有名な作品。リメイク版と同じく、スター勢揃いらしいのだが、昔の映画に詳しくないので、オーシャン役のシナトラ以外は分からなかった。 11人の仲間を集めて、ラスベガスのカジノを襲うというコンセプトは一緒だが、ディティール…

ジャ・ジャンクー『長江哀歌』(2006年)3.5/5点

ダム建設によって、長江の一部となって沈んでいく奉節県の街を舞台に、物語は展開する。英語のタイトルはStill life(静物画という意味があるが、どれくらいこの意味を込めているかは私には分からない)。 一人の男と一人の女がそれぞれ行方知れずになった自…

デヴィッド・フィンチャー『ファイト・クラブ』(1999年)3/5点

あらすじはけっこう複雑。私が借りてきたTSUTAYAだと、バイオレンスに分類されているがミステリー作品(ていうか、それほど暴力描写はない)。ちらっと映像を見たことがあるだけだったから、格闘場を中心に話が展開していくアクションかと思ってたけど、イメ…

大島渚『愛のコリーダ』(1976年)3/5点

女中とその主人の不倫関係を通して、愛欲の行きつく先を映画いた作品。実際にあった阿部定事件をもとにしている。この前、ニコ生でやってたのをタイムシフト予約して観た。とにかくセックス、セックス、セックス。 お互いに対する欲望が加速して、様々なアブ…