ペドロ・アルモドバル『オール・アバウト・マイ・マザー』(1999年)3/5点
臓器移植コーディネーターのマヌエラ(セシリア・ロス)は、息子エステバン(エロイ・アソリン)の誕生日に『欲望という名の電車』の芝居を一緒に見に行く。
『欲望という名の電車』は、マヌエラがエステバンの父と一緒にアマチュア劇団で演じた思い出の作品であった。息子に今まで内緒にしてきた父のことを訊かれ、マヌエラはついに父について教えようとするが、エステバンは交通事故に遭い、亡くなってしまう。
マヌエラはそのことを伝えようと、エステバンの父ロラ(トニ・カント)をバルセロナに探しに行く。
『欲望という名の電車』やベット・ディヴィスの出演していた『イブの総て』が話のなかに出てくる。
ほとんどの登場人物は女性的な人物で、独特な雰囲気なのだが、個人的にはあまりピンと来なかった。